コロナ禍の閑散期に喘ぐ美容・飲食業界の救世主として機能
平時でもFXプロトレーダー派遣を安定収入のもう一本の柱に
株式会社Fied代表取締役 原啓司

2020年初頭から23年5月までのコロナ禍は、特に接客を伴う美容室・飲食店業界にとって大きな打撃となった。その間、心ならずも廃業を余儀なくされた事業者も続出したという。そんな中、閑散期に喘ぐ事業者の要請を受けて、FX(外国為替証拠金取引)のプロトレーダーを派遣。事業再構築補助金の一部を元手に、安定した運用収益を確保し、派遣先事業者の救世主の機能を果たしたFXコンサルティング企業がある。2013年1月設立のプロトレーダー集団、株式会社Fiedだ。
創業者の原啓司社長は、前職で大手携帯キャリアの営業職に従事。常時トップセールスを続けるが思うように収入が伸びず、当時個人的に手掛けていたFX投資に軸足をシフト。安定した成果を出せるようになると周囲から「収益を出すコツを教えて欲しい」という声が増え始めた。
そこで原社長は一念発起、「投資教育」を主業とする同社設立に至る。当初から「プロセス」を重視した年間カリキュラムを組み、教室形式のセミナーをスタートした。ほぼ毎日配信する分析動画やe-ラーニングでの教育、来社した受講者には対面指導を施すなど「個別教育」が好評で、設立12年後の現在までの累計で受講者は延べ2500名に上る。

コロナ禍以降はリモートセミナーが主体だが、修了者の中にはFX投資で生計を立てるものも多く、更には派遣プロトレーダーとして同社事業に参画、想定以上の運用収益を弾き出し、充分な成果報酬を得ている強者も多く、その数50名に及ぶ。
この派遣事業誕生のきっかけは、原社長の知人に首都圏に40軒の美容室チェーンを展開するオーナーが居て、その社長からコロナ禍の窮地を打開する方策としてFX投資の代行を要請されたこと。そこで原社長自身が事業再構築補助金の一部を預かり、FX投資を実践。年間1.2~1.5倍の運用益を弾き出し、見事急場を凌いだという事例が契機だ。以来その話を伝え聞いた美容・飲食の事業者から同様の依頼が相次ぎ、現在では、同社に所属する50名のプロトレーダーの派遣先企業は、見なし法人含めて220社に及ぶ。
新しいビジネスモデル
「プロトレーダー派遣」
原社長の信念は「夢は言い続ければ必ず実現する」というもの。
「当面の目標は、プロトレーダーを100名まで増員し、派遣先企業を1000社に伸ばすこと。投資にリスクは付き物ですが、先端スキルでリスクを最小化することは出来ます。企業経営に不透明要因が山積する昨今、プロトレーダーによるFX投資で安定収益の確保をお薦めします」と、原社長は近い将来の目標達成に向け、旺盛な意欲を見せる。

ちなみに、原社長の血を受け継ぐ2男2女の長男・原悠翔君(中学2年生)も、MLB公式サイトが日本の「天才少年」として取り上げた、左右両手投げ・投打二刀流の注目株。原悠翔君の夢は「大谷翔平選手を超えること」とのことだ。
【会社データ】
株式会社Fied
本社=東京都中央区銀座1-16-7 銀座大栄ビル5F
TEL=03-4500-7242
設立=2013年1月29日
資本金=500万円
事業内容=FX投資コンサルティング、プロトレーダー派遣事業等
http://fied.jp/
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