不動産を「再活」し、日本を「再活」するユニーク企業 全方位合意の絶妙な権利調整で都市再開発を促進
㈱アルデプロ秋元 和弥 社長
中古マンション・オフィスビル・商業施設等の「再活事業」と、旧耐震基準ビルの利害関係者の権利調整を図り、建替えを促進していく「再開発アジャストメント事業」を2本柱に、東京・大阪2拠点の少数精鋭25名で年間20億円以上の純利益を弾き出しているユニーク企業がある。
1988年3月、「ARDENT」(熱心な)「PROFESSIONALS」(プロ集団)を志して、秋元和弥現社長の父君が内装事業を主軸に創業し、2001年に中古マンション再活事業に本格進出して躍進、現在に至る株式会社アルデプロだ。
その間、14年12月のマンション建替え円滑化法改正を機に、再開発アジャストメント事業に事業領域を拡大。複数の弁護士事務所と連携した持ち前の権利調整ノウハウを活かして、利害関係者全方位の合意を形成して大手デベロッパー等に売却。その後の数多くの都市再開発プロジェクトを成功に導いている。
現代表の秋元社長は、青山学院大学経済学部を卒業後、三菱地所グループ企業で8年間法人ソリューションの仲介業務に携わり、19年11月に、三菱地所グループ企業勤務期間に貴重な仕入れ・転売先として取引のあった同社に入社。24年4月に代表に就任した34歳の気鋭の経営者だ。
秋元社長は再開発アジャストメント事業の意義を次のように話す。
「複雑に絡み合った不動産の権利関係を調整し、流動化させるこの事業は、埋もれていた不動産の評価を元来あるべき姿へ価値向上させると共に、老朽化した旧耐震建物の建替えを促進し、都市の再開発、ひいては人命リスクの回避など、安全・安心な社会構築に貢献する貴重な事業だと自負しています。煩雑な手続きを経て個々の利害関係者に最適解を提供するこの仕事は、調整して終わりではなく、例えば移転して頂いた先の飲食店で当社の宴席を設けるなど、お互いWinWinの末永い信頼関係を築けている心豊かな事業です」
経済的・身体的・心の「三つの豊かさを追求」
不動産の権利調整というと悲喜こもごもの結果をイメージするが、同社が目指すのは利害関係者全員が納得する合意の形成。その背景にあるのは、同社が経営理念に掲げる「三つの豊かさの追求」だ。即ち、売上高ではなく営業利益の増加を目指す「経済的な豊かさ」、健康であることに感謝する「身体的な豊かさ」、礼節を重んじる謙虚な心と経済的・身体的豊かさの上に成り立つ「心の豊かさ」の三つ。仕事への誇りが真の「心の豊かさ」に繋がると信じるからだ。
「今後も、『日本の建物を再活し、社会に貢献する』『土地を生み出し、場を創造する』事業活動を通じて成長と安定の両立を図りながら、20~30年後の中長期的な企業価値の向上を目指したい。その価値向上に貢献する新戦力の参加を歓迎しています」 と、秋元社長は将来に向けた展望と旺盛な採用意欲を語る。
株式会社アルデプロ
本社=東京都新宿区新宿3-1-24 京王新宿三丁目ビル2F
℡03-5367-2001
設立=1988年3月1日
資本金=24億2800万円
売上高=205億円(23年7月期・連結決算)
事業内容=不動産再活事業、再開発アジャストメント事業等
https://www.ardepro.co.jp
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